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経年変化の少なく安定的な接地工事の確立について

テクニカルアースシステム株式会社
代表締役杜長福嶋茂雄       

1. はじめに
 電気設備に対する接地は、感電・漏洩事故防止、対地電圧の低減、異常電圧の抑制、および、保護装置類などの確実な動作などを目的に接地工事の種類を分類し、それぞれの接地抵抗値が定められている。
 変圧器、避雷器、高圧機器等を取り付けた、電気所、鉄塔、電柱等は、建設時に規定の接地抵抗値に適合させるために棒状電極、埋設地線、帯状電極、メッシュ電極、板状電極を用い、また、それらの組み合わせ、あるいは、接地低減剤を用いて大地との接地低抗を確保する工事が行われている。
 従来の工事方法は、電往を新設(取替)する際、電柱を建てる穴とアースを取る別の穴を開け接地棒等を打ち込む工事をしております。特殊接地については大地との接触により接地を取るのではなく水脈への接地棒を挿入することに重点をおいており、必要以上に深く掘削する工事工法であった。

新工法の1つである、接地一体建柱工法は電柱を建てる穴の下に新開発のワイド擦地板を埋設してアースを取る方法である。この方法で工事する場合、1箇所の穴を掘るだけですむため、従来の工事時間の半分で工事できることになります。
また、接地抵抗の低減化を図るため、従来の導電性物質を掘削穴に流し込んで行う方法から、新工法では環境にも優しい新しい考え方の接地低減補助剤(エコロジーライム)大地と電極(アース)板、または、棒を密着(ロック)させることにより長期問効果が持続し安定な接地効果(工事)が得られる。
 新工法のもう1つである、特殊岩盤接地工法(別名:アースロックエ法)は機動性を持たせるため運搬車両との自走式油圧タイプ掘削装置を一体化させて、いかなる場所へも移動が可能で、かつ、岩盤でも容易に深堀出来て地中深くに接地棒が簡単に挿入可能になり、また、前述のエコロジーライムを使用し、大地と電板(アース)棒を密着(ロック)させることにより接地極と大地のボンディングを向上さしての接地効果を狙った接地工法を提案するものである。

2.今後の展開
 現在、車両一体型の油圧式の掘削装置の開発し、それを運搬する車両には削岩時の粉塵を集塵する装置とコンレッサーを搭載し、また、油圧発生装置は車両の動力を利用して供給されるような車両の開発。(特許出願中)
 一方では、接地部材商品の開発。
 最終的には、工事期間を短縮して経年変化が少なく安定的な接地工寮システム
の確立と考える。
 その為には、研究会と業界が協調して効率的かっ低減効果の優れた接地工法の確立で研究会で理論構築に期待するものである。


テクニカルアースシステム株式会社
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